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2009年07月29日

いじめ対処の研修会@徳島県立総合教育センター

今日は、徳島県立総合教育センターで、小・中・高・特の先生方のみを対象とする「発達障害といじめ対処」の研修会を担当させていただきました。

感想として、とある先生から頂いた言葉。

「今日の内容はインパクトがありました。『教師のいじめは存在する』は衝撃でした。教師のこれまでの常識的な発想を転換しなければならない、とつくづく感じました。」


はい。


明日からは、「あれはいじめじゃありません。からかいです」と、いじめ対処を避ける言動はなさらないようお願いします。その言動は、教師がいじめに加担していると思われても仕方が無いのですから。

明日からは、発達障害の子どもの言動を予想し、子どもたち全員の前でムッとすることのないよう、先生たちご自身が感情コントロールを身に付ける努力をお願いします。その感情的な言動は、発達障害の子どもたちの違いをネガティブに際立たせ、「あの子にイライラをぶつけても良いんだ」と一般の子どもたちへのネガティブなロールモデルと強化になってしまう危険があるのですから。



一生懸命に聞いてくださった多くの先生方、ありがとうございました。

きょうもまた、子ども達の心の安全を守る強い意志を持つ先生方が、少し増えてくださったと、心強く感じました。



Tomoko@徳島空港



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Posted by Tomoko at 18:46│Comments(4)お仕事日誌
この記事へのコメント
 
『ネガティブなロールモデル』

我が意を得たりです。何となく自分の中で燻っていたモノが、明確に文章化されていると感じました。

現実に、ある自閉症児の”ある行動”に対し、職員があまりにもガーガー大声で注意をし続けた為、その行動が他の利用者に”大罪”と認知されてしまい、その自閉症児がその行動をとってしまった時、他の障害者から暴行を受けてしまった、なんて事例も…。

一番の問題は、職員たち自らが『ネガティブなロールモデル』になっている事実に全く気付いてない事です!

Tomoko先生の講演を目前で聴いても、そういう人に限って「自分は大丈夫」と聞き流してしまいそうな気がします…。
Posted by オサル at 2009年07月29日 20:18
こんばんは。またまたコメントさせてもらいにお邪魔しました。
発達障害のあるこどもたちはいじめに悩んでいるんだなと分かってはいたけど、夕方のあるニュースで衝撃をうけました。
発達障害の30代の男性は中学時代からいじめにあい、自分を分かってもらおうとするがゆえに、人前で完璧でないといけないと思い精神的にもつらくなり、社会のために役立つことが大事と教えられてきたようでがんばるけど障害の部分での周りの理解、自分自身がクールダウンできないなどでなかなか仕事も続かず、結果自分はいないほうが周りはいいと考えて自殺したというニュースでした。話はざっとですが、本当に衝撃を受けました。
思うところはいろいろあって、まだまとまってないんですが、発達障害だから自殺するというわけではないのですが、私たちの支援ひとつで子どもたちの未来が明るくも暗くもなりえます。たくさんの愛と高い支援技術でこどもたちをサポートしなければと思ったとこでした。
先生のいじめ対処の研修会、私たちの地元でもやってほしいです。簡単なことではないと思うのですが・・・佐賀である時はぜひ参加したいと思います。
Posted by うささん at 2009年07月29日 23:46
 私事に成りますが、私自身、かなり気が短いので「怒りは年を取らない」と言う言葉を、背負って歩いています。 自分の物凄い怒りに対するカウンターバランスのような気がします。
Posted by 花風社の本の愛読者 at 2009年07月30日 01:59
いじめの問題とは、また全然違うコメントで恐縮です。


教師の重度自閉症児への支援の仕方が下手くそな場合、上手い教師の場合よりも、何かの能力が改善向上する訳がないのは明らかでしょう。

でも、教師の支援が下手くそだと症状(能力)が悪化するのかどうかについては…、う〜ん??

母親の養育態度が自閉症の発症と無関係である事は、ここ数年で広く知られました。

教師の支援態度と症状悪化との相関も、誤解の可能性(あくまで可能性)もありえる、とも思えます。

ただ日常生活において我が子を通学させる度に、下手くそな支援で不安パニックを引き起こされ、パニックを引きずった状態で帰宅、やっと落ち着かせたと思ったら、また学校で…、の繰り返しになってしまったら、親の方がストレスで変になってしまうでしょう。

そうなったら何を訴えても、モンスターペアレント扱い…。

勘どころの悪い教師は真因に気付かず、凡ての関係が泥沼化。



この話は教師の支援下手を、パニックの『真因』と仮定したモノです。

現実的には、学校と家庭が互いに歩みより、専門家の意見を参考に、学校でのパニックの真因を見つけだす事を、最優先すべきなのかもしれません。
Posted by Time will tell at 2009年07月30日 19:53
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