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2008年04月15日

セラピードッグが来た!

犬と暮らした経験が、大人になってとても役立ったというのは、多くのアスペルガー成人当事者が語ってくれていることだ。
大人になってからも、とても大切な存在だという。

逆に、アメリカではシリアルキラー(連続殺人者)のほぼ3分の1が、10代までに動物虐待をしたことがあるという統計が発表された。

そのため、幼児期より、人とは異なる生物との共存や接し方を日常的に経験させておくほうが良いという意見が、英語圏の教育家や当事者たちから出されている。トニー・アトウッド博士も同じ考えだ。アニマルセラピーで自閉症スペクトラムが治るわけではないが、アニマルセラピーはあらゆる全人的発達のどの部分かで確かに効果がある上に、自閉症スペクトラムの人たちのよき友になってくれるというのだ。

私どもそれいゆでは、自閉症スペクトラムを含む発達障害の子供たちのためのフリースクールを開校して5年経つ。
この間、スタッフの愛犬や愛猫が、たしかに力強い役割を果たしてくれた。

今年度、私どもが佐賀県から委託を受けて運営するフリースクールSAGAでは、
優良家庭犬(Good Citizen Test)の試験に合格し、アニマルセラピー活動に参加した経験のある
ゴールデンレトリーバーに協力を頂き、正式に、アニマルセラピーを導入する。

アニマルセラピーといっても動物介在療法と動物介在活動の2種類あるが、フリースクールで取り入れる予定なのは、動物介在活動の方だ。つまり、動物を使った治療、ではなく、動物と楽しく活動することの方。

県の許可を得、日本動物病院福祉協会による一定の資格と登録のあるセラピー活動従事の犬は、建物内に入れるようにしていただいた。

昨日が、その第1日目であった。
セラピードッグが来た!

写真は、優良家庭犬でセラピードッグの、さばのすけ君
日本動物病院福祉協会認定の証明である、ブルーのTシャツを着ています


子どもたちは、ワクワクドキドキ!
触ってよいですか?と、聞いて触る!
スタッフもはじめて見るセラピー犬に興奮!!!

もちろん、参加は自由なので、関わりたくない子どもたちは別の活動をする。



ちなみに、現在、佐賀県内には優良家庭犬合格犬はいないし(一度合格しても、二年ごとに更新のテストを継続して受けて合格しないと取り消される)、正式なCAPP(アニマルセラピー)活動がなされたことはない。
さばのすけ君も、福岡県から来てくれている。

佐賀市内のDogWoodという「ペットとのスローライフを応援する」店が、今後、優良家庭犬普及とCAPP活動普及を展開していくということだ。
興味のある方は、DogWoodに問い合わせてみると良いのでは。


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この記事へのコメント
移転先のブログではじめてコメントします。
犬を飼うということって、かわいがるだけでなく、規則正しくえさを与えたり、散歩したりしなければならないですものね。
で、私は規則正しく生活するのって苦手なんで、犬を飼うのって逆に向いてないかもと。。。
「ルーティンが嫌いな自閉っておらんやろ!?」と突っ込まれそうです(^^ゞ
Posted by みっちゃん at 2008年04月16日 00:07
ベムさんのリンクから参りました。
飼うのは、家族や環境の調整ができないと、確かに難しいですね。
今は向いていない、というのも、的確な判断です。
でも、観察し、触れ合うだけでも、やっておいてほしかったなあ、と、
一応定型の夫を見つつ、思います。
 自分の機嫌でいじったり、しかったり、しちゃうことが、動物にとってどれだけ迷惑になるか。小さいころから触れ合って、学んでおいてくれれば、自閉っこの子育てでも生かせたんじゃないかなあ、と。
 今、家ではシソを育てています。これも{生物}
 あーあ、なんかで1000万円くらい当たったら、セラピードッグを育てる資金に充てたいなあ。時間や人手を考えると、そんだけじゃ足りないのはわかってるけど。
 尖閣基金くらいあれば、なんとかなりませんかねえ。お金は墓には持っていけないよー。
Posted by しま at 2012年06月11日 10:29
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