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2016年09月20日

行動科学とTEACCHアプローチ

このテーマでは、これまでも何回か書いて来たと思うんですけど、改めて。

TEACCH自閉症プログラムの創始者であるショプラー先生がまだご存命で、いろいろ直接のご指導を受けていた頃、ショプラー先生は「TEACCHは発達心理学をベースに行動理論と学習理論に基づき、心理言語学を取り入れた。」と、何回もおっしゃっていました。この耳で直接何回かお聞きしました。

今、21世紀になって介入指導領域のEBP(エビデンスベーストプラクティス)の時代に入り、あらためてABA(応用行動分析学)を学びなおし始めました。私は、卒論では行動療法を適用した自閉症児の個人事例(認知・概念学習)に取り組み、1つめの大学院でABAを学びましたが、あれから何十年も経ってABAも進化しているので、改めて学びなおしているところなのです。いろんな新しい定義が打ち立てられていた理、以前の定義の名称が変わっていたリ、定義がリニューアルされていたリ、という事実を知り、とっても浦島太郎みたいな気分です(^^)/

EBPの時代に入って、TEACCHでも、改めて職員研修にABAを取り入れたり、ABAの中でEBPとして認定されている技法についてはその用語を使うように努めたり、ということをしていて、この頃のTEACCHの講義では行動科学の用語が急増しています。その用語が使われるということはその用語の定義を知らなければならない、ということで、私はABAを再学習しているわけなのです(^^)/

ABAとTEACCHは仲が悪い、なんて、ゴシップをまともに信じてはいけません(^^)/
ABAとTEACCHはずっと交流してきました。ロヴァ―スの弟子のローラ・シュライブマン博士は若い頃からTEACCHに来ていて、定期的にTEACCHカンファレンスで講師を務めてきましたし、リン・ケーゲル博士も良く講義をしてきました。ESDMでも、構造化は必要と述べられています。

EBPの時代になって、なお、エビデンスの証明された(*RCTデザインによる効果検証の結果として)介入program法は、お互いに尊重することが責務と推奨されているので、今や、そんなゴシップを信じて乗っかる人は専門家として失格と見なされるようにもなっています(英米では)。我々も心して、他の指導法の方々と尊重し合うように心がけていくべきですね。


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Posted by Tomoko at 10:52│Comments(0)TEACCH
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