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2010年11月22日

動物虐待と発達障害

昨日、佐賀市にて、『動物虐待と発達障害、少年犯罪を予防するために』(佐賀県発達障害者支援センター結主催、TEACCH研佐賀支部・佐賀発いぬらいふ・ねこらいふ共催)の講演会が開催されました。

人と動物の関係学については日本の第一人者である 山崎恵子先生(東京)に、『動物虐待と児童虐待・DVの関連性についてお話いただき、ついで、不肖 私めが、発達障害と少年犯罪(反社会的行動)の可能性、そして、動物介在活動(教育)の効果について、お話させていただきました。

会場に集まってくださったのは、特別支援教育関係者、少年犯罪支援関係者、発達障害のある子どもの親たち、動物病院関係者、動物愛護団体関係者、行政、と、珍しい構成の聴衆で、内容も非常に興味深かったです。

山崎先生の主張である『動物虐待は、その人のメンタルな問題の一症状と捉えるべき』は、私自身、大変勉強になりました。また、児童虐待の世界では『殺しなど残虐なシーンを子どもに見せるのも虐待である』ということだそうです。

子ども時代に動物虐待をした経験のある人のかなりの率が、後に犯罪やDVをしてしまう、という統計も出され、早くから動物に親しみ慈しむ環境の提供は教育として大変重要ですが、現在の、学校飼育動物はかなり残念な状況かもしれません。また、自閉症当事者たちの多数の報告として、家族の一員に哺乳類がいるのは、癒し=ストレス軽減だけでなく、ソーシャルスキルを学ぶ大変な助けになるということです。




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この記事へのコメント
 私が、発達障害の当事者の人たちの本や、講演会などと、自分のかすかな体験とを通して、学んだ所によると「自分自身の存在が、この世で不便以上に『不幸だ!』と感じている人は、とかく不毛な事を行い勝ちだ」と言う事です。 よって、もし、そう成りたくなかったら、たとえ、この世で自分自身が「不便」で厄介な存在であったとしても、なんとかしてでも「不幸」な存在には成るな! そして、そのためには具体的にどうしたら良いか?を必死で、たとえ「不便」でも「不幸」では無い方向に向かいつつ考えて行けと言うメッセージでした。 また面白い事に、私と猫との関係は、発達障害について、私が知識を分厚くして行につれ、以前よりも「しなやか」で「軽やか」な、そして、ふしぎな関係も増たようです。 寄って来る猫に、危害を加えぬ事を第一にすれば、猫は懐くようですから。
Posted by 花風社の本の愛読者 at 2010年11月27日 10:50
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