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2011年06月25日

自閉症の人のためのセラピードッグ

研修が終わり、デトロイトのホテルに泊まっています。あと数時間でここを出て、帰国の途に就きます。今回はチープに済まそうと思っていたから、乗換が多くて疲れそうです。帰国も体力が入りますね。

今回の研修の中身で書きたいことはいっぱいあるのですが、一番スリリングだったのは、2人目の実習協力者=自閉症の男の子(6歳)が、セラピードッグを介助犬として連れてきたことです。検査法の実習中ずっと介助犬(セラピードッグ)も同室にいておとなしく待っていました。自閉症としてセラピードッグを申請して許可され、一緒に住んでもう1年以上になっている、とのことです。

とても大きなラブラドール(イエロー)でした。
二人はいつも一緒に歩くのに慣れていて、単単語レベルで知的遅れも重い多動な男の子でしたが、屋外を歩くときはいつも一緒に歩くのだと彼は理解していました。リードは3本ついていて、1本は彼が持ち、1本は彼の服につなぎ、最後の1本は大人(母)が持つ、という仕組みでした。積極的にリードを持っていましたよ。

実習中受講生みんなも穏やかな気持ちになりましたが、一番かわいかった瞬間は、シャボン玉のタスクがあるのですが、ずっとおとなしく座って待っていたセラピードッグが、その時だけ、自分もシャボンを食べようとしたことです。みんなも思わず微笑んで和んでしまいました。しつけの行き届いた犬が同じ部屋にいるということは、緊張感のあった受講生にもそのヒーリング効果があったと思います。

お母さんのお話しだと、犬が来てから彼もとっても落ち着いたのだそうです。
家族みんなで癒されているんだろうね。
これが日本だと、「子どもの世話で手一杯なのに、犬まで!!!」っという声も聞こえてきそうな気がしますけれどね。

受講の約2週間前に「一人の協力者が介助犬(サービスドッグ)を連れてきますが、アレルギーの人がいたらお知らせください」とのメールをいただいていました。そのご家族の担当になって、とってもありがたかったです。


*なお、日本ではセラピードッグは介助犬(サービスドッグ)として認められていません。いつかそうなると良いのに、と強く思いました。



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