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お問合せ先 kouenirai_tomoko@yahoo.co.jp

*1週間以内に返信が無い場合は、再度メールください。
なお、個別相談はメールでは受け付けておりません。ご理解のうえ、ご了承くださいませ。

講演依頼様式のダウンロード (PDFファイル)

FAX送信先 0952-32-2105 *受付時間9:00~17:00の時間内にご送信下さい


2009年03月31日

新生!それいゆライフラポートセンター&教育コンサルタント

【お知らせ】
NPO法人それいゆは、発達障害特化型支援機関です。


新年度から以下のように組織改編をし、それに伴い、各部署の呼称の変更、および、役職名変更を行います。


(1)
NPO法人それいゆの、支援サービス事業の総称は、開設当初からの英語名をそのまま日本語として使うことになりました。
したがって、以下。

それいゆライフラポートセンター&教育コンサルタント
(略して、それいゆライフサポートセンター

英語名 SOREIYU Life Support Center for ASD and Educational Consultants

統括ディレクター(CED) 服巻智子
Chief Executive Director



(2)
3つの地域センターに分かれ、地域ごとに機能分担をします。

それいゆ佐賀地域センター(佐賀市および周辺地域に各事業所展開)
ディレクターDirector 服巻智子

  ・相談支援部 -相談支援(支援内容は従来どおり)
           -それいゆフリースクール
  ・通 所 部  -児童デイサービス(就学前)
           -成人通所            -生活介護
           -就労移行支援B
           -居宅
  ・コンサルテーション
   

        
それいゆ西部地域センター(武雄市・伊万里市および周辺地域に各事業所展開)
ディレクターDirector 水野敦之 

  ・相談支援部(支援内容は従来どおり)
  ・通 所 部  -成人通所            -生活介護
           -就労移行支援B
  ・コンサルテーション

発達支援部(*部という呼称だが、センター格)
ディレクターDirector 野間康美
 
 ・主に、佐賀県と国、市町からの委託事業を受託した事業を中心

      -佐賀県全保健福祉圏域 発達障害専門相談窓口担当(全県域5箇所)
      -佐賀県全市町(現時点では一市町を除く)での、発達障害健診フォローアップの親カウンセリング事業受託
      -5保健福祉県域における、発達障害親子療育教室(1歳~6歳)の開催(全県域5箇所5教室)
      -移行支援事業
      -市町村サポートコーチ
      -フリースクールSAGA
      -チャレンジトワークステーション(発達障害者就労訓練)
      -ペアレントメンター養成事業
        ほか
 ・相談支援部
      -個別相談
      -グループセッション
      -進学支援
      -高校大学支援
      -支援つきアパート事業
      -結婚・カップルカウンセリング
        他
 ・コンサルテーション



(3)
それいゆ自閉症支援専門家養成センター は、組織上、支援サービス事業とは別に存在し、活動は従来どおりです。

英語名 SORIEYU Professional Development Center
Director 服巻智子

事業内容は、

①セミナーや講習会 Training and Couses

②機関コンサルテーション

③海外講師招聘事業

④その他





*各地域センターの事業内容は、状況に応じて拡充、拡大の予定。




近々、HP上でも、ご紹介予定です。


新生、それいゆライフサポートセンター&教育コンサルタントを、どうぞよろしくお願いします。

  


Posted by Tomoko at 17:23Comments(2)お知らせ

2009年03月27日

卒園式

今日は、それいゆプリスクールの卒園式でした。
幼児教室です。

プリスクールに入るために県外から越してきた家族もいて。

卒園は、なんだか心寂しい気持ちにもなるけれど、次のステージに進む、おめでたい日です。

お母様方の涙も、うれし涙、別れを惜しむ涙。。

空高く晴れていて、桜が満開で、とても晴れやかな気持ちになりました。

ずっと一生おつきあいをするのだから、ステップアップの部分を慶びましょう。

  

Posted by Tomoko at 21:25Comments(1)お仕事日誌

2009年03月27日

道徳的なストッパーが壊れれて~気になる事件のその後

気になる事件の報道がありました。
私が個人的に気になって注目しているだけです。



①「道徳的なストッパーが壊れている」と犯人少年の言葉(青森 母子3人殺害の長男(19歳))

精神鑑定では、「前頭葉に重篤な問題がある。特定不能の重度の精神障害であり、責任能力なし」と。

少年は、精神鑑定の説明が、自分を理解するきっかけになったと言っている

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090318-00000031-mailo-l02


②34年前の飼い犬チロの恨みを晴らすため

これ、本当にそう思っていたんだろうな。

勘違いしやすい情報処理の問題があるのでしょう。
その上、判断の間違いや思い込みの強さがあったのでしょう。
彼の言動には、ある一貫性があります。

こちらは、責任能力ありとの鑑定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000096-jij-soci


③こちらも、とても悲しいと感じた事件。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009032400050&rel=y&g=soc



*勘違いが重なることは多いでしょう。勘違いが極度の不安を発生させることもあるでしょう。そして、それが妄想・思い込みに発展することもあるでしょう。不安は解決しないと自分が生きてられないのかもしれません。近くにいる人が丁寧に紐解いていく関わりをしていかなくてはなりません。


*コメントいただくと嬉しいですが、お返事できませんことをご理解ください。

  

2009年03月26日

人事考課

年度末の人事考課が終わりました。

それいゆでは、毎年、一人ずつの個別面接を、年に数回行っています。

この数日は、新年度体制における人事異動に伴い、待遇のことなどについても個別に話し合いを持ちました。


-----

スタッフは宝物ですからね。大切にしたいものです。

人を支援する仕事は『人』にしかできないことなのですから。

新年度、それいゆは大きく変わります。


  

Posted by Tomoko at 13:56Comments(1)お仕事日誌

2009年03月25日

いじめの事件、その後①~下関

1つのいじめ自殺事件の、その後のニュースが入ってきました。
          ↓
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20090325-570-OYT1T00708

  
タグ :いじめ


Posted by Tomoko at 16:58Comments(2)いじめ

2009年03月24日

気になっていた事件のその後

気になっていた事件のその後について、今日、報道がありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000320-yom-soci


先日、奈良の事件の公判もありましたね。


昨日は、どこかの駅のプラットフォームで、死刑になりたいからと理由で、行きずりの人を突き落としたという事件がありました。


胸の痛む日々です。。。



*コメントいただくと嬉しいですが、お返事できませんことをご了承ください。

  

2009年03月23日

ジョンとマイクは帰国しました

成田空港の滑走路におけるフェデックス機の事故による混乱について、今日のジョンとマイクが帰国できるのだろうか、と多数の方からご心配いただいています。

私も彼らもひやひやして、念のため、東京にホテルを取ったのですが、最終的には、ジョンとマイクの乗る予定だった便は、1時間遅れただけで飛びました。すでに離陸しています。

ご心配頂いた皆さん、ありがとうございました。

マイクと電話で状況のやり取りをしていたとき、窓からまだ煙やら消火作業やらが見えると言っていました。

事故により命を落とされた2名の方のご冥福をお祈りします。


  

Posted by Tomoko at 15:41Comments(0)海外講師のこと

2009年03月23日

移行支援のために配慮すべきこと

自閉症を持つ生徒たちや青年たちのための移行支援の研修会が終わり、講師のジョン・トーマス氏とマイク・チャップマン氏が、さきほど佐賀を去りました。そろそろ成田空港に着く頃ですが、成田空港では着陸失敗の自己による火災が滑走路に発生しているとの事。大丈夫かな。大丈夫でしょう。。
写真は、ジョンとマイク、そして、翻訳チームの写真です。

誤訳誤字も見つかりましたので、刊行までには直してもらいます。また、日本語版器具も最終微調整の段階に入りました。


さて、今回紹介し皆で研修したのは、TTAPという移行支援のためのフォーマルアセスメントとインフォーマルアセスメント、そして、移行支援のための、現場実習先での具体的なインフォーマルアセスメントの方法や職種選びのヒントでした。

なんとその手続きの丁寧できめ細かいことよ。

こんなことを丁寧にやっているから、ノースカロライナでは就労支援は成功例が多いのか。
こういうことをやってもなくて思いもよらなくて、手抜きばかりだから、失敗例が多い日本なのか。

そればかりじゃないですね。

やはり、自閉症の人の特性を十分把握し、彼らを導き、また、適切なジョブマッチングを推進する。その一方で、周囲を啓発する、すべてのことがそろわないといけないのです。

  


Posted by Tomoko at 08:56Comments(1)講演会・セミナー

2009年03月22日

移行支援のインフォーマルアセスメント

昨日はTTAPセミナー2日目。

・直接観察尺度の結果に基づいた報告書と助言の書き方。

・その報告に基づき、その後、実際の現場実習先での職業訓練のための移行のインフォーマルアセスメントのやり方

・ソフトスキル、ハードスキルの両面から徹底したインフォーマルアセスメントをすること

等について、詳細に学びました。

このインフォーマルアセスメント、CRS、CSAW、CBC、などと呼ばれるいくつかのステップがあるのですが、それらがとてもとても重要です。非常に現実的で、実際に使いやすいものとなっており、就労の成功に導くものです。

この実践には長い期間がかかります。

知的障害を持つASDの人たちばかりでなく、機能の高いASDほか発達障害の人たち、学歴の高いASDの人たちにも有効なアセスメントと移行支援が可能になります。



*コメントいただくと嬉しいですが、お返事できませんことをご了承ください。
  


Posted by Tomoko at 08:20Comments(1)講演会・セミナー

2009年03月21日

TTAPは、21世紀の移行アセスメントツール

TTAPは、AAPEPとはずいぶん異なっています。
もちろん、その哲学は同じですが。
直接観察の検査は、生涯に1回しかしないことになるんですよ。
その辺も、ものすごく考え方が異なってきます。

今日、CSAWの解説を受ける頃、皆さん、そのことが身にしみてわかると思います。


  
タグ :TTAP


Posted by Tomoko at 07:47Comments(1)

2009年03月20日

TTAP研修会第1日目

ノースカロライナ大学TEACCH部より、ジョンとマイクを向かえて、自閉症の青年のための就労支援を目指すアセスメントとしてのTTAPの研修会第1日目です。

自閉症の特性と就労につながるアセスメントとその後の移行計画についての研修であす。

全国から自閉症の人たちの支援に携わっている人たちが集まっています。

午後は、TTAPの直接観察で使用する検査アイテムについて、1つ1つのアイテムの検査実施法についても、多少時間を取って学びました。

明日も続きます。

  
タグ :TEACCH部TTAP


Posted by Tomoko at 16:34Comments(1)講演会・セミナー

2009年03月19日

ジョンとマイク来日!~TTAP研修会


ジョン・トーマス氏とマイク・チャップマン氏が来日しました。ノースカロライナ大学TEACCH部から、昨夜、到着です。

今朝、身体の時差調整を兼ねて、佐賀城下ひなまつりを散策がてら、観覧していただきました。そのガイドは、なんと、広島市発達障害者支援センターのドクター・Oがしてくださいました。

午後は、写真にあるように、TTAP(自閉症の青年期の移行支援に関する新しい検査と現場実習プランニング)の翻訳チームからの日本における実践例の報告会とディスカッションをしました。

栃木県の宇都宮大学のU教授とそれいゆの水野センター長から、実践例報告があり、ジョンとマイクに助言をいただきました。

いよいよ、明日から、TTAPの研修会です。

就労支援を成功させるためには、中学高校時代から移行計画を持つことが重要で、TTAPは、そのための画期的なツールであり、有効で適切な指針を得ることができる検査ツールです。

これからの自閉症の就労支援には欠かせないツールとなります。

子どもたちの幸せのために、多くの方々に学んでいただきたいです。


*コメントいただくとうれしいですが、お返事できませんことをご了承ください。
  


Posted by Tomoko at 16:17Comments(0)海外講師のこと

2009年03月19日

その人が自閉症を持っていることを忘れないで~保護者面談

昨日は、フリースクールにかよう小学生から高校生までの数人ずつの保護者面談をしました。
数週間にわたって少しずつ面談しています。

みんな、少しずつだけど、それなりに人間としての成長がみられ、保護者の方々とその点も共有でき、嬉しい気持ちになりました。

衝動的突発的な行動をする子、トラブルメーカー、いじめのターゲットになる子、強迫的な行動をもつ子、などなど、皆、それなりに大きな困難を抱えています。

一人の高校生が、このところずいぶん落ち着いてきていて、しかもそれが1年以上安定した状態が続いていたのですが、試験前の不安がピークに達していた時に父とのちょっとした会話で、父が怒り出した、という出来事がありました。その出来事の直後、(そもそも進級できるのか不安がピークに達していたのですから)本人は数年来無かった’暴れる’ということをし、また自殺未遂までやってしまったのでした。その直後、本人から私には泣きながら電話があり、父のことを罵倒していました。「あのとき先生に電話が通じて救われました。あの子は、あの事件を、直後に先生に聞いてもらうということで心の中で終わらせることができたんですから」と、母は涙をためておっしゃいました。

また、その後の両親の会話で、「ホラ、服巻先生が『どんなに安定していても、その人が自閉症の特性を持ち続けていることを忘れないで、その接し方を保つことが良い支援』とおっしゃってたよね。俺(父)は、それを忘れていた」と、夫婦で深く反省した、という報告をいただきました。

そうなんですよ。

’接し方を整える’ということが大きな、そして、基盤となる支援です。バリアフリーの根本です。

それが無くなったら、昇ったはしごをはずされたみたいになるんです。

相手の障害は個性ですが、その相手の持つ個性を忘れては相手を尊重していることになりません。

相手の持つ個性は、特性として支援の必要な範疇のものなのですから、支援を忘れてはなりません。

このご夫妻は、ものすごく重要な勉強をなさったんですね。

本人も一緒に来ていて、「僕もあんなことで自殺未遂なんて馬鹿なことをしてしまいました。試験や見通しの持てない事で不安になる自分の特性をわかっているのに、自分でも止められませんでした。父にも母にも悪かったと思います」と。

その反省ぶりは、なんだかまぶしかったですが、それ以上に、本人を含めご家族全体で、ネガティブ体験をフラッシュバックにしない対処、というものが上手になってこられたなぁ、と、嬉しく頼もしく感じました。



*コメントいただくとありがたいですが、お返事できません。ご了承ください。
  

Posted by Tomoko at 06:27Comments(1)お仕事日誌

2009年03月17日

年度末年度初めの諸事とお知らせ

昨日、それいゆの新年度人事の発表をしました。

すでにそれいゆの事業所は、佐賀市を中心として県内に10箇所程度存在しますが、新年度、それいゆは、2つの地区センターと1つの発達支援センター、と、3つのセンターに分かれます。

スタッフも、それにより大幅な人事異動があり、また、各種機能の振り分け・配置換えに時間がかかることでしょう。

それいゆスタッフのスタッフ研修は、ジェネラリストモデルを用いています。
そのため、人事異動も、幼児期担当が成人支援に移ったり、またその反対、あるいは、機能の低い人支援に従事していたものは機能の高い人たち支援に移ったり、そういうことは、スタッフ各自が提供する支援内容にトップダウンカリキュラムやコミュニティベーストカリキュラムの視点で自閉症の人たちの一生を見る目を育てたり、スペシャリストとしての資格を持つ人たちでも資格や職種にこだわらず全般的な観点を持つことができるよう、スタッフを育てるという観点から長期的見通しを持って計画的に推進しています。異動は胸の痛みを伴うものですが、異動によって育つ部分は大変に大きいのです。

HPのトップにも紹介していますが、上記のような事情により、当面のあいだ、それいゆ相談センターの相談支援に関わる新規ご予約は凍結させていただくことになりました。新年度の途中で、新規ご予約の再受付について、改めてお知らせを掲載させていただきます。

なにとぞ、ご理解のほど、よろしくお願いします。



*コメントいただくと嬉しいですが、現状ではお返事ができませんことを、ご了承くださいませ。  

Posted by Tomoko at 11:48Comments(1)お仕事日誌

2009年03月15日

からかいは、いじめです。

今日は、『いじめ対処法セミナー』でした。

発達障害の子どもたちの75~80%が、いじめの被害にあっているといいます(英語圏調査)。

発達障害特有のターゲットになりやすさを持っているからです。

発達障害特有の対人関係の弱点は、大人vs子ども の緊張関係も発生させることがあり、その結果、大人によるいじめも存在するのです。

大人の方が、これまでのいじめの概念を改めなくてはならないのです。

詳しくは、こちらの本で。



子供向けワークブックはこの2冊。





ワークブックは、セミナーを受講して、使い方の学習をしてからにしてください。


お買い求めは、コチラ


今日の一言。

『従来の通りに物事をやっていては、新しい役に立つことは始められない』(毛利衛)


*コメントいただくととてもありがたいですが、現状では書くことで精一杯で、お返事ができませんことを、お許しください。

  


Posted by Tomoko at 21:01Comments(5)講演会・セミナー

2009年03月14日

会議と研修のオンパレード

毎日毎日、会議と研修のオンパレードです。

年度末なので、会議は突然増える一方。

緊縮財政で不景気であるにもかかわらず、発達障害の領域は、これまでやれてないことが多すぎ、それを埋めるための事業がどんどん整備されなければならず=毎年毎年、事業が増えています。

佐賀県と数回にわたって話し合いをしましたが、次年度、佐賀はまたさらに事業拡張し、合わせて、その質を問う活動を展開します。その結果、佐賀県のどこに住んでいても、同じような支援サービスを同じような質で受けることができるようにさらに整備されていきます。どこまでやっても完璧ということは無いのですが、今年よりさらに推進していくということです。

2名のフリースクール生徒との面談も行いました。

それと、この時期は、卒業式や中学・高校・大学の合否発表が続き、私は毎日毎日誰かから電話をもらっている状態です。

昨日は、私と一緒に数回にわたってNHK教育テレビに出演したASのH君の中学の卒業式でした。
小学校までは卒業式も全部は参加しない計画で進んだのですが、今回は、彼自身の意志で、最初から最後まで参加。本人も、がんばれた自分が誇らしく、電話をかけてきてくれました。「僕ね、がんばれましたよ。先生これまで本当にありがとうございました。ちゃんと中学を卒業しました。高校受験も終わり、合格発表は来週なので、また電話します」と、なんだか涙ちょちょぎれますね。

  

Posted by Tomoko at 05:50Comments(2)お仕事日誌

2009年03月12日

発達障害を持つ生徒への性教育

こういうニュースが目に留まりました。
      ↓
http://news.livedoor.com/article/detail/4058636/


発達障害を持つ子どもたちの性教育も、なるだけ抽象を省いて教えないときちんと教えるのは難しいです。

これまでの大人の価値観や日本の文化に反する可能性があり、こうして『不当介入』する人はこれからも出るかもしれません。

でも、誰もが、きちんとした性の学びを遂げて欲しいと願うのだから、従来の価値観と違ったとしても、正しく教えることより、正しく学ぶことができるように子どもたちに合わせた方法を選択する、という姿勢を持つ必要があると思います。

  


Posted by Tomoko at 21:08Comments(2)時事

2009年03月12日

人間ドック入り

5泊続いた出張旅行が終わった翌日の今日は、早朝から人間ドック入り。

最近のドックは結果が出るのが早いですね。

今日は年度末で脳ドックと子宮がん検診ができなくて4月に延期されたけど、脳ドックと子宮がん検診まで含めても、半日で終わることになっていたらしいです。

脳ドックと子宮がん検診だけは4月始めに延期とされましたが、それ以外は通常のドック検診内容に加えマンモグラフィや甲状腺検査などのオプションを入れても、10時半にはすべて終わってしまって、11時に説明も終わりました。

結果、今日の時点今日の検診内容には異常は見つかりませんでした。驚いたのは、こんなに太っているのに脂肪肝じゃなかったこと。驚いたな~。

結果に以上はほとんどなかったですが、私は整形外科領域に多数の問題点を抱えていて痛みも毎日あるのです。人間ドックには整形外科的内容はゼロでしたので引っかからなかっただけですね。脳ドックも子宮がん検診もまだだしな。

明日からまた、整形外科通いです。毎日毎日リハビリと運動療法です。

仕事がなかなか進まないのに、年度末の会議ばっかり増えています。



  

2009年03月11日

京都府亀岡市で

今日は、京都府亀岡市でお話させていただきました。

なんたん(南丹)保健所と、その地域の親の会=ぶどうの木さん(NPO法人)の合同の府民への啓発のためのセミナーでした。

亀岡市は、まだ冬枯れの山に梅の花が咲き乱れるという美しい牧歌的な街でした。

亀岡市は、発達障害者支援においては、早期発見に力を入れている地域として知られつつあるところです。

京都府障害福祉課の方にもお目にかかれて、終わってから親の会の方々も含めて行政の方と、発達障害の支援に関わる地域のシステムをさらに整えていこうと、話が盛り上がってしまい、楽しい気持ちで亀岡を離れました。

亀岡の皆さん、お世話になりました。


Tomoko@伊丹空港
  


Posted by Tomoko at 15:16Comments(1)お仕事日誌

2009年03月11日

反社会的行動をしてしまう児童生徒への教育支援

体調が思わしくなくても、仕事は待ってくれない。
というか、これまで身体が利かなくて、仕事は先送りしてきたものばかり。
先週末から出張の旅先であります。5泊もしたんだなぁ。

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この2日間は、とある都市の教育委員会のお仕事で、あちこちの学校コンサルテーションを実行しています。

そして、この2日間は、行動として触法というか、行為障害とでもいわれそうなケースの相談が多かったです。(すべてではありません)

子どもの場合は、見逃して諭して二度とやらない約束をさせるのが従来の教育のやり方でしたが、それは『やっても言葉で謝ったら済む。それ以上ひどいことにはならない』と学ばせてしまうことになることも多々あるのです。

教師が、断固として、愛して大切に思っているからこそ、断固とした姿勢を貫かなくちゃ学べない子どもたちもいます。

そんなときは、そういう態度をすることが教師として良くないのではないかという迷いが生まれることも理解できますが、学校全
体で、子どもを守るためにこそ、きちんと話し合って、教師陣が心理的に支えあうということも、絶対に必要なことです。



  


Posted by Tomoko at 07:43Comments(2)お仕事日誌