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2013年09月17日

いじめに立ち向かう!ということ。

週末、臨床発達心理士会の全国大会が行われ、そこで、『発達障害といじめ』と題する会員企画の実践セミナーをさせていただきました。
メンバーは、同僚で、今、同じ考え方で小中学校のいじめ調査や対策に取り組んでおられる和久田学先生、発達に障害のある児童生徒のいじめに立ち向かう教育実践を私の考え方で実践してくれている、納富奈緒子先生と篠田朋子先生(心と発達の相談支援another planet)と私の4人で行いました。

私達の実践は、①かかわる大人の価値観の修正と大人の対応 ②通常学級の子どもたちへの指導、それから、③発達に障害のある児童生徒が「いじめかもしれないこと」に遭った時の対応方略 を軸に推進しています。

詳細は、子ども発達科学研究所とフロム・ア・ヴィレッジにて『発達障害といじめ対処』セミナーを開催しておりますので、をここには書きませんが、参加者からの反応で、改めて以下のことを確認した次第です。

・日本の現状でも、発達に障害のある児童生徒はいじめのターゲットになりやすい。
・日本の現状では、いじめられた発達に障害のある子の方に、いじめられないために、本人を変えようとする対応が多い。
・傍観者も、いじめ加担者になる傾向。共感性がマヒしていく。
・しかし!いじめる側が絶対に感情コントロールができないわけであるから、いじめる側に予防的対応をすべきである!合わせて、いじめる側と傍観集団に、もっと直接的な指導介入が必要であること。
・いじめられて仕方ない、とか、いじめられる側に問題がある、と見なす大人の価値観に大きな問題があるわけで、世の中に、いじめられて当然の理由など皆無である、という事実の確認。
・いじめる側のこころの問題に取り組むべきなのに、教育者側にはいじめる側に取り組むことを回避する傾向が強い。

これらの具体的方略について、以下の本も具体的提案がありますし、
子ども発達科学研究所とフロム・ア・ヴィレッジのセミナーでは、具体的方略について研修できます。

テキスト
いじめに立ち向かう!ということ。

ASDのある人(子ども)向けのワークブック
*高学年向けワークブックは、職場いじめにも使えます。
いじめに立ち向かう!ということ。



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Posted by Tomoko at 20:40│Comments(2)いじめ
この記事へのコメント
情報ありがとうございます。
Posted by くろやん at 2013年09月17日 21:10
私も服巻先生や当ブログに出会うまで、イジメの要因が苛められる側(被害者)にあると誤解していました。


イジメは上下の関係、ケンカは対等の関係にあると私は考えます。
ケンカは両方が反省するべき(両成敗)で、
イジメの場合は加害者(苛める側)の精神的なケアを施して止めさせるように仕向けるということ、

を先生の紹介された書籍から学び直していきたいと考えております。
Posted by くろやん at 2013年09月20日 08:28
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