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2011年06月26日
時代が変わるとき
デトロイトからシカゴ、乗り継いで、今、サンフランシスコです。ここから羽田に飛びます。
シカゴからサンフランシスコまではゆうに4時間を超える飛行。初夏のジメジメと雨続きで閉口していたミシガン大学のキャンパスとは打って変わって、シカゴからは好天気。飛んでいる最中に、『カリフォルニアの青い空』になっていました。アメリカは広いから飛行機移動も多く、窓の外に何機もすれ違ったり一時平衡飛行になったり、すごい眺めだなあと感心。まだ雪を抱いたヨセミテやマウントレーニエ等の国立公園の真上を飛んで、サンフランシスコにたどり着きました。まだ体力、大丈夫そうです。
今回正式に発表になったこととして、UMACC(ミシガン大学の自閉症研究センター:ADOS&ADI-Rの本拠地)の研究部門が閉鎖されること、ロード博士がニューヨーク郊外に、コロンビア大学とコーネル大学共同出資の新しい研究機関を開設されることになったこと、実はこれは去年から決まっていたこと(私たちは3月の研修の時に聞いていましたが、正式発表まで黙っていました)、今後のADOSのリサーチ資格取得はもっとワイドレンジで行われることになること、など等があります。ADOS2(乳幼児バージョン含む)とADI-Rの乳幼児バージョンがまもなく発売になるなど、自閉症診断のゴールデンスタンダードとして金字塔を築き、ある意味、自閉症研究の時代がもう移り変わっていく時が来たのだと感じます。UMACCはその役割を終えたのですね(実践部門は残ります)。また新しい時代の幕開けが来るのだろうと思います。しばらく支援システムや技術。方法論について活発に発展してきたので、これからはもっともっと今以上に神経生理学的研究分野(脳科学含む)や遺伝子の分野や胎生時期研究の分野が展開しそうです。またまた ”治癒cure” の話題が復活したりして。
一昨年にはTEACCH部の大変革(~今も続いていますけど)が始まり、UMACCも。時代は変わるのは当たり前で、人は同じところにとどまっていないものです。とどまっていても良いけれど、発展することを選択するならば、それは変化になります。定型発達は、ある意味、変化を求めるものなのですね。
2月にNASのとても大きな研究集会に参加したとき、NASの会長が言っていました、『こんな今だからこそ、本当の意味でのプロ、専門性、ベストオブエクセレンスが自閉症支援の世界には求められているのだ!』 その通りだと思います。だからこそ、こんな歳になっても人生の締めくくりに研究をきちんとしたいと思うのでした。
さて、もう少しここで書き物やら読み物やら休んだりして、羽田行きの出発時刻を待ちます。
シカゴからサンフランシスコまではゆうに4時間を超える飛行。初夏のジメジメと雨続きで閉口していたミシガン大学のキャンパスとは打って変わって、シカゴからは好天気。飛んでいる最中に、『カリフォルニアの青い空』になっていました。アメリカは広いから飛行機移動も多く、窓の外に何機もすれ違ったり一時平衡飛行になったり、すごい眺めだなあと感心。まだ雪を抱いたヨセミテやマウントレーニエ等の国立公園の真上を飛んで、サンフランシスコにたどり着きました。まだ体力、大丈夫そうです。
今回正式に発表になったこととして、UMACC(ミシガン大学の自閉症研究センター:ADOS&ADI-Rの本拠地)の研究部門が閉鎖されること、ロード博士がニューヨーク郊外に、コロンビア大学とコーネル大学共同出資の新しい研究機関を開設されることになったこと、実はこれは去年から決まっていたこと(私たちは3月の研修の時に聞いていましたが、正式発表まで黙っていました)、今後のADOSのリサーチ資格取得はもっとワイドレンジで行われることになること、など等があります。ADOS2(乳幼児バージョン含む)とADI-Rの乳幼児バージョンがまもなく発売になるなど、自閉症診断のゴールデンスタンダードとして金字塔を築き、ある意味、自閉症研究の時代がもう移り変わっていく時が来たのだと感じます。UMACCはその役割を終えたのですね(実践部門は残ります)。また新しい時代の幕開けが来るのだろうと思います。しばらく支援システムや技術。方法論について活発に発展してきたので、これからはもっともっと今以上に神経生理学的研究分野(脳科学含む)や遺伝子の分野や胎生時期研究の分野が展開しそうです。またまた ”治癒cure” の話題が復活したりして。
一昨年にはTEACCH部の大変革(~今も続いていますけど)が始まり、UMACCも。時代は変わるのは当たり前で、人は同じところにとどまっていないものです。とどまっていても良いけれど、発展することを選択するならば、それは変化になります。定型発達は、ある意味、変化を求めるものなのですね。
2月にNASのとても大きな研究集会に参加したとき、NASの会長が言っていました、『こんな今だからこそ、本当の意味でのプロ、専門性、ベストオブエクセレンスが自閉症支援の世界には求められているのだ!』 その通りだと思います。だからこそ、こんな歳になっても人生の締めくくりに研究をきちんとしたいと思うのでした。
さて、もう少しここで書き物やら読み物やら休んだりして、羽田行きの出発時刻を待ちます。
Posted by Tomoko at 09:00│Comments(0)
│海外研修報告
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