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2013年09月18日

TEACCHとSCERTSー自閉症児への発達論的アプローチ

先週末の 臨床発達心理士会全国大会における、もう1つの実践セミナーでは、「自閉症児への発達論的アプローチ―OSとしてのSCERTSモデル・TEACCH,アプリとしてのPECSなど―」というタイトルで、それぞれを包括的に学ぶ機会がありました。
TEACCHとSCERTSー自閉症児への発達論的アプローチ
企画者:長崎勤先生(筑波大学教授)
話題提供:西山剛先生==PECSについて
      吉田仰希先生=SCERTSについて
      黒田美保先生=TEACCHにおける認知行動療法(CBT)について
      そして、私。=TEACCHについて

自閉症の子どもにとって必要で効果が確認されていることは、なんでも敬意をもって謙虚に学びあい、誠実な実践をする。対象生徒に真に役立つ支援プランを構築するには、まず、アセスメントが重要です。

そして、何かを学んだからと言ってもこの世に絶対のものなどないのですから、新しいものに対して寛容であり、誠実に学び続けること、学びの少ない自分にとって違って見えるということで「敵対している」なんて見なさないこと、敵対していると見なすとその人の品性が疑われます。

臨床家・研究者の姿勢が問われるのです。
ゴシップ好きのオバチャン的発想はやめましょうね。

Scientificな目を持つこと、Clitical Thinking の習慣をつけること、自分の目と耳と思考で確認すること。個人的な好き嫌いのレベルでの発言は極力避けること。こういうことが、臨床家のモラルとして重要だと思います。
また、臨床家は勉強し続ける義務も負っていると思います。

長崎勤先生(筑波大学教授)は、そのお手本だと思います。
日本国内の、伝言ゲームの結果として発生したあまり質の良くないTEACCH実践を見て大変批判的でいらっしゃる時期があったそうですが、批判するには本家を確認すべきだと、2回も渡航してTEACCHを学ばれ、そのうえで、現在強力に推進していらっしゃるSCERTSプログラムを語るとき、同時に、TEACCHの良さ・正しさも伝える必要を感じて、TEACCHを正しく学ぶ機会を提供してくださるその姿勢は、まさにお手本とすべき行動です。
心から尊敬しています。



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