*服巻智子への講演依頼は以下の方法で!
<< 服巻智子への講演・機関コンサルテーション申込方法! >> 服巻智子への講演依頼および機関コンサルテーション依頼は、下記のメールアドレスよりお問合せいただくか、申込用紙をダウンロードしてファックスするか、どちらかの方法を選択してお申込みください。メールの場合も、下記のPDFの申込用紙をダウンロードして申込み時に必要な内容・情報をご確認ください。 お問合せ先 kouenirai_tomoko@yahoo.co.jp *1週間以内に返信が無い場合は、再度メールください。 なお、個別相談はメールでは受け付けておりません。ご理解のうえ、ご了承くださいませ。 ![]() FAX送信先 0952-32-2105 *受付時間9:00~17:00の時間内にご送信下さい |
2013年09月24日
ワイルドギースと学校恐怖症
写真は、TEACCHシャーロットセンターの駐車場で見かけた、ワイルドギースの群れ。ゆったりと歩いては、何かをつついて食べています。歩行者や車の方が、彼らを尊重し避けて通ります。

シャーロットは金融都市で大都市なのですが、森に囲まれていて、あっちこっちでワイルドギースに出くわします。結構大きいんです。頭は私の腰あたりまで。92年にTEACCHに留学していたアッシュビルでは、グレートスモーキーマウンテン国立公園の中に住んでいましたがアパラチアの山間部でしたので、ワイルドギースというより狸やらもっといろんな哺乳類に出会うことが多かったですね。
今回の滞在で、ノースカロライナにも学生が学校恐怖症と言える状況に陥ることがある、という話を聞きました。(個人情報保護のため、実際とは異なる設定で書いております)
シャーロットが位置するメクレンバーグカウンティは、今はインクルージョンが進んでいて、多くの障害のある生徒が普通学級に在籍し、そこで特別支援を受けています。担任の先生が自閉症に無理解でかなり強引な先生である場合、その時の苦しみから学校恐怖症という診断がおりることがあるそうです。
ノースカロライナですら、そういうことが発生するのです。
自閉症の人に大きな影響と責任ある立場の人が無理解で積極的に無理解な接し方をするのであれば、その人の管理下にいる間は、TEACCHスタッフ等支援者もかかわれない場合、ずっと苦しんできて、とうとう学校恐怖症と言える診断が下りるほどになってしまう。こういうことは、しかし、日本では良く発生していることだという実感があります。無理解な人の強いかかわりは、執拗ないじめやハラスメントあるいは虐待として受け止められるのではないでしょうか。虐待は、深刻な心の傷として残り、人生がすっかり変わってしまうのです。
行政支援や学校教育のシステムが整うのは当然のことでしょう。
しかし、一人ひとりの支援者や教育者が成長しなくては。。。究極的には、人は人によってしか救われないんだ、と、改めて思い知らされたのです。
アタマと心の中に、日本の子どもたちのことでぐるぐるした思いが残ったままセンターを出たとき、駐車場で無心に食べ物をつついているワイルドギースの群れののんびりした姿に、ほんの一瞬、心が癒されたのでした。
シャーロットは金融都市で大都市なのですが、森に囲まれていて、あっちこっちでワイルドギースに出くわします。結構大きいんです。頭は私の腰あたりまで。92年にTEACCHに留学していたアッシュビルでは、グレートスモーキーマウンテン国立公園の中に住んでいましたがアパラチアの山間部でしたので、ワイルドギースというより狸やらもっといろんな哺乳類に出会うことが多かったですね。
今回の滞在で、ノースカロライナにも学生が学校恐怖症と言える状況に陥ることがある、という話を聞きました。(個人情報保護のため、実際とは異なる設定で書いております)
シャーロットが位置するメクレンバーグカウンティは、今はインクルージョンが進んでいて、多くの障害のある生徒が普通学級に在籍し、そこで特別支援を受けています。担任の先生が自閉症に無理解でかなり強引な先生である場合、その時の苦しみから学校恐怖症という診断がおりることがあるそうです。
ノースカロライナですら、そういうことが発生するのです。
自閉症の人に大きな影響と責任ある立場の人が無理解で積極的に無理解な接し方をするのであれば、その人の管理下にいる間は、TEACCHスタッフ等支援者もかかわれない場合、ずっと苦しんできて、とうとう学校恐怖症と言える診断が下りるほどになってしまう。こういうことは、しかし、日本では良く発生していることだという実感があります。無理解な人の強いかかわりは、執拗ないじめやハラスメントあるいは虐待として受け止められるのではないでしょうか。虐待は、深刻な心の傷として残り、人生がすっかり変わってしまうのです。
行政支援や学校教育のシステムが整うのは当然のことでしょう。
しかし、一人ひとりの支援者や教育者が成長しなくては。。。究極的には、人は人によってしか救われないんだ、と、改めて思い知らされたのです。
アタマと心の中に、日本の子どもたちのことでぐるぐるした思いが残ったままセンターを出たとき、駐車場で無心に食べ物をつついているワイルドギースの群れののんびりした姿に、ほんの一瞬、心が癒されたのでした。
Posted by Tomoko at 09:40│Comments(0)
│TEACCH
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。