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2009年07月30日

成人年齢18歳!?

ニュースを見ていたら、成人年齢を18歳にする方向で検討が進んでいるらしい、と知りました。

高校卒業したら成人 なんですね。

高校卒業する頃、18歳=一人前 ってことですね。

この頃、20歳代の方々とお目にかかる機会が多い(さまざまな理由で)のですが、今世紀の若者たちって、割りに幼い感じを受けていました。

が、世の中の方向性は、18歳=一人前!

選挙も結婚も、高額な購入に関する契約も親の承諾なしにできる。。

心配になります。



世間一般がそうならば、発達に障害を持つ人たちは社会性に関することの学ぶスピードがゆるやかなので、自己責任を教え始める年齢を引き下げなければ、と、思っちゃいます。

今でも私は他の先生方よりは自己責任を教え始める年齢はかなり低いようなのですが、これからはそれでも間に合わないかも。


  


Posted by Tomoko at 08:28Comments(4)時事

2009年07月28日

米中政略経済対話

日本が国内でゴチャゴチャしている間に、米中戦略経済対話。

グローバルな視野でグローバルな課題に、現実的な将来的ビジョンを持ってまともに対話できる政治家は、日本にいるんでしょうか。

島国の枷で井の中の蛙として自滅しないように、世界的視野で地球と人類の未来を考え、その上で国民と国を支えていってほしいものです。

  

Posted by Tomoko at 22:28Comments(3)時事

2009年07月03日

静岡空港

夕べ、静岡入りしました。

木を切る、いや、切らない、で、知事が辞任した、何かと話題の静岡空港に降り立ちました。

建物は新築の匂い、ペンキの匂いなどなど、真新しい雰囲気がぷんぷんしていました。

この日、梅雨には珍しく富士山がきれいに見えてラッキー。梅雨に空を飛ぶと、窓の下に広がる雲が非常に重々しく、でも、実に美しいのです。

そして、この日は、昨日の夕方ですが、雲上の月も、雲上の富士山頂も幻想的で、魅入ってしまいました。雑念がすっかり消えていった気がします。

ところで、乗ってきた便がブリッジに到着すると、窓から見た真横に、『FDA』という文字を機体に持つ飛行機が見えました。
FeDEXかと思ったら違うので良く目を凝らしてみたら、

Fuji Dream Airline  

新しい航空会社なんですね。聞いてみたら、今月末から就航予定だそうです。

昨日見たのは2機。赤とブルーです。

きれいなブルー


赤い機体のは、暗くなってきれいに写せませんでしたので、看板でごめん!

  
タグ :静岡空港FDA


Posted by Tomoko at 09:24Comments(1)時事

2009年04月02日

世界自閉症啓発デー

今日は、『世界自閉症啓発デー』WORLD AUTISM AWARENESS DAY でした。

NBCニュースなど、アメリカのメジャーな番組でもバンバン取り上げていますが、日本のメディアはどうでしょうか?


今日のNBC TODAY の特集では、


・150人に一人の発生率
・男児の発生率は女児より4倍
・97人の男児中1名はASD
・毎日67人に診断がおりている(全米)

・医学的方法による発見はまだ見つかっていない。行動観察中心。
・医学的治癒は無い。

・早期発見早期療育が重要。

【発見のポイント(NBCニュースより)】
・生後6ヶ月までに、楽しさの表現が見られない
・アイコンタクトの長時間の維持に問題がある
・12ヶ月までになん語がみられない
・24ヶ月までに(単語はあっても)2語文がない
・話し言葉が出ない、あるいは、ソーシャルスキルの遅れ

以上、自閉症のサインとして専門家が認めているもので、どれか1つでも当てはまるものがあれば、精査が必要。


NBCニュースではさらに、「1歳前の発見も可能。1歳前にいくつかのサインがみられることもわかってきている」「診断を逃げないことが、子どもの人権を守ることになる」「親の感情は理解できるが、子どもを中心に、親もチームの一員として、子どもの人生を見守り支えていきましょう」と。

  


Posted by Tomoko at 21:30Comments(2)時事

2009年03月12日

発達障害を持つ生徒への性教育

こういうニュースが目に留まりました。
      ↓
http://news.livedoor.com/article/detail/4058636/


発達障害を持つ子どもたちの性教育も、なるだけ抽象を省いて教えないときちんと教えるのは難しいです。

これまでの大人の価値観や日本の文化に反する可能性があり、こうして『不当介入』する人はこれからも出るかもしれません。

でも、誰もが、きちんとした性の学びを遂げて欲しいと願うのだから、従来の価値観と違ったとしても、正しく教えることより、正しく学ぶことができるように子どもたちに合わせた方法を選択する、という姿勢を持つ必要があると思います。

  


Posted by Tomoko at 21:08Comments(2)時事

2008年05月03日

後期高齢者医療制度は日本文化への反乱?または崩壊?

後期高齢者医療制度に対し、高齢者たちの哀しいまでの悲痛な叫び声がテレビでも続々と報道されている。
後期高齢者医療制度の発想と理念について政府の説明を聞くにつれ、私たちのこの国はいったいどうなってしまったのだろうと、嘆かわしくて恥ずかしくもなる。

私が教育公務員になった30年近く前も、すでに社会保険庁管轄の保険や退職後の退職金の目減りはとっくにうわさされていた。だから何らかの対応策をとられているのかと思っていた。それなのに、この30年も放置されていたのだなと改めて気がつかされる。

社会保険庁の無駄遣いや破綻は、欧米ならば当時の担当者は探し出されて、間違いなく刑事罰に問われている。
なのに、日本は、それをしない。
「破綻したのだから仕方が無い。今後の対応策をとりましょう」と、罪はうやむやにする日本独特の文化のまま進んでいる。

こちらは破綻したのを認めておいて、私たちの国を支えるために第二次大戦後の人生をかけて真面目に生きてきたご高齢の方々は、医療費がかかるから、それは自分で負担しろ、という。

こんな発想が許されるとは、日本の政治家はどうかしちゃっていると思う。

この高齢の方々のおかげで今の日本があるのだ。
私たちが生を受けて今も生きていられるのは、そして、4月30日にガソリンを満タンにしようと、国会議事堂にデモをすることより、ガソリンスタンドに並ぶという行動を選ぶ国民文化に疑問を持たないほどに平和な国を作ってくれたのは、後期高齢者と呼ばれる世代の人たちだ。

高齢の人たちに医療費がかかるのは当然だ。

当然がわかっているのに、国はさらに彼らを苦しめる。

彼らは、「もうお年よりは生きている資格は無いと言われているようだ」等と発言している。無い収入から医療費を負担しなければならないという具体的な生活苦もではあるが、それより身体は弱るばかりなのにお金は取られるばかりで、希望の持てなさに心理的に追い詰めてられている。

「いやいや、お父さん、そんなこと言わないで。私たちには大切なお父さんだから、何にも心配要らないよ。私たちがずっと苦労かけずに生活を見ていくからね」と、子どもや家族は益々思うことになる。こうして、老人介護はさらに各家族の負担とされていくのだ。国や地方自治体が、これまでの国を支えてくれた世代を大切にする気が無いと、切り捨てていくから、ますます、家族の介護負担は増加し、子どものいない高齢者は老老介護と生活苦に追いやられていく。そう、さらに高齢者を抱える家族にもっともっと負担がのしかかることは、まだまったく報道もされていない。

「あなたがたは、生命体の自然淘汰に合うのです」と、国によって宣言され、声を上げても届かず、いのちの終焉を迎えるのか。

私たちの日本は、老を敬う国ではなかったのか。
若者世代の負担が大きいというけれど、では、老齢期の人たちを精神的に追い詰めてでも良いのか。
老齢年金を使い込んだ輩を探し出して刑事罰に問うこともせず、社会保険庁の年金問題の解決も見ないまま、後期高齢者の医療費はその制度のシミュレーションも足りないまま強行採決し、こうして社会問題になっても凍結もせず、たったの2年程度の先延ばしは、何も物事を解決していない。



この発想と制度は、世界中に笑われることだろう。
私はこの後期高齢者医療制度を、心の底から恥ずかしいと思う。



若い世代の負担が大きすぎると政治家は言うが、どこまで本当だろうか?

「ゆりかごから墓場まで」という言葉を生み、その通りの政治実現に努力してきた国、イギリスは、所得税率が最低20%からである。パートでも同じだ。その上、消費税も、生活必需品は非常に率が低いが、贅沢品の率は高い。イギリスに住んでいたとき、税率の違いに戸惑ったが納得もした。

一定の年齢を過ぎた高齢者は医療費も何もかも守られて、余生を心安らかに送ることができるように制度を整えている北欧(スカンジナビア諸国)は、所得税率50%から。デンマークの友達たちは、所得税率の高さに文句は無いどころか、生活や学費、老後が保障されているから、国に感謝しているとまで言っていた。所得税率5割とは本当に高いと思って数人に聞いたが、誰もが「子どもの学費だし、家族の医療費だし、老後のために貯金しているのと同じだから」と口を揃えた。つまり、国を本当に信用しているのだ。

私たちの日本だって、歴史的に中央集権に馴らされているから国を心から信じてきた。だからこそ、保険料を支払ってきたが、保険は破綻し、誰も罪に問われない。社会保険の無駄遣いのひどさは未だに収拾がついていない。これ以上無駄遣いはしないという保証はどこにも無い。信用もできない。

血税の使い道に五月蝿い国民である英国民は、すべての国の省庁に、第3機関が設置されて、常にお金の収支を見張る制度を持っている。国を信じるためだからこそ、それくらい必要なのだと、今回の政府の失態に思い知らされた。日本も第3機関を設置してお金の出入りを、綿密に調べるべきだ。そのような機関を置くべきではなかろうか。


これらの国々は、税率が高くても国民が納得するように、政府からの数年かけての説明があるのだ。
グリーンペーパー、ホワイトペーパーと、法案が提出されてから数年間かけて、与野党が一丸となってシミュレーションして修正する期間をおく習慣があるが、日本にはこれがなく、各党が提出する法案は党内のみで訂正するのであって、国会は通すか通さないかの議論だけだ。

つまり、私たちの日本は未熟なままの法案が通ってしまって説明が少ないうちに施行になる。強行採決の法案は、その存在すらも国民には良く見えない。代議士というが、最近の国民と国会の間で情報整理をしているのは、代議士たちというよりメディアだから、メディアが気づいて報道してくれないと、私たちは知りようも無い。




敬老の日  


こういう祝日の設定のある国は、日本のほかにどこにあるのだろう。

今年の敬老の日を、私たち国民の各世代は、一体どのような思いで迎えるのだろうか。


  

Posted by Tomoko at 07:45Comments(1)時事