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2009年07月24日
高校生Night2009夏~アインシュタインクラブ合宿
夕べは、アインシュタインクラブ特別合宿の中のスペシャルイベント、高校生Night の夜でした。
アインシュタインクラブメンバーのうち、高校生は進学校に進んでいる生徒が多く、補講など夏休み中の学業イベントが多いため、5泊は無理なのです。そこで、スペシャルイベントとして、1泊だけ参加する計画を立てていたのでした。佐賀県内からはもちろん、福岡、長崎、島根、大阪からも参加。今回は日程の合う生徒ばかり10名の参加です。
オリエンテーションと学習会

ここでは、この1泊2日の予定の確認と、いつものように『自閉症の勉強』
そして、「子ども以上大人未満」の持つ自己責任についての学習会をしました。
自閉症の勉強においては、自閉症に対する考え方の再整理。ここに集まった皆は、中学生の頃はパニックや飛び出しなどを持ち「俺、荒れてたなぁ」と回想する生徒も少なくありませんでした。
「自己責任と社会人になる心構え」(=「子ども以上大人未満」)の勉強時には、
「生き方を教えて欲しい」 という発言が相次ぎ、一人の人間としての責任の取り方や遵法、常識の範囲の確認、自閉症の特性から常に相談する習慣を持つことの確認などをしました。
「生き方を教えて欲しい」なんて、そんなこと言うようになったんだぁ(感涙)。
その後、社会人への入り口として、テーブルマナーの勉強=レストランでのコース料理の経験を
まずは視覚支援で西洋文化としてのテーブルマナーを予習し、

いざ、レストランへ

正式なコース料理は初めて!という生徒が多かったので、これでも練習のできるカジュアルレストランで予約していましたが、
次々と運ばれてきたのは、2種類のオードブルから


近くの農家が生産したカボチャを用いたスープ

メインディッシュ=魚

メインディッシュ=牛肉

肝心の食べ方は、



みんな、なかなかがんばってました!
食べ方マナーは文化様式が凝縮されてます。この先、国際人になる機会に物怖じしない経験を提供したかったので計画しました。「なんだか肩がこる」とは言いながらも、みんな、楽しんでくれました。
この様子!

コースを食べ終わって、デザートを待つところです。
ここまで、ゆうに2時間!
3年前だったら「まだですかぁ」と文句タラタラ言い続けるか、飛び出すかって、生徒たちだったのに、こんなに落ち着いて2時間!
しかも、写真のように、歓談!が続いていたんです!
そうそう、大人の食事会は歓談が大切なんだよ。
(みんなの歓談の内容は、大変にディーテイルな興味関心の対象物についてでしたが
)
なんだか感動だなぁ。。
大人になりつつあるなぁ。
ちゃんと最後までやり通し、全員、テーブルマナーの学習ができました!
その後、小中学生のアインシュタインクラブに合流して、先輩からの後輩達への励ましの言葉を伝えてくれました。それまた感動だったので、別記事にします。
最後は、小中高校生、入り混じってのマニアックなゲーム大会!
ここでのみんなの自発的スローガンは「年齢に関係なく、人は皆平等!で戦ったり遊んだりする!先輩だろうと後輩だろうと容赦しない。そして、フェアプレイ!」

ここでは、自閉症が多数派なんです。
みんな、信じあえる仲間なのだと、口々に言っていました。
アインシュタインクラブメンバーのうち、高校生は進学校に進んでいる生徒が多く、補講など夏休み中の学業イベントが多いため、5泊は無理なのです。そこで、スペシャルイベントとして、1泊だけ参加する計画を立てていたのでした。佐賀県内からはもちろん、福岡、長崎、島根、大阪からも参加。今回は日程の合う生徒ばかり10名の参加です。
オリエンテーションと学習会
ここでは、この1泊2日の予定の確認と、いつものように『自閉症の勉強』
そして、「子ども以上大人未満」の持つ自己責任についての学習会をしました。
自閉症の勉強においては、自閉症に対する考え方の再整理。ここに集まった皆は、中学生の頃はパニックや飛び出しなどを持ち「俺、荒れてたなぁ」と回想する生徒も少なくありませんでした。
「自己責任と社会人になる心構え」(=「子ども以上大人未満」)の勉強時には、
「生き方を教えて欲しい」 という発言が相次ぎ、一人の人間としての責任の取り方や遵法、常識の範囲の確認、自閉症の特性から常に相談する習慣を持つことの確認などをしました。
「生き方を教えて欲しい」なんて、そんなこと言うようになったんだぁ(感涙)。
その後、社会人への入り口として、テーブルマナーの勉強=レストランでのコース料理の経験を
まずは視覚支援で西洋文化としてのテーブルマナーを予習し、
いざ、レストランへ
正式なコース料理は初めて!という生徒が多かったので、これでも練習のできるカジュアルレストランで予約していましたが、
次々と運ばれてきたのは、2種類のオードブルから
近くの農家が生産したカボチャを用いたスープ
メインディッシュ=魚
メインディッシュ=牛肉
肝心の食べ方は、
みんな、なかなかがんばってました!
食べ方マナーは文化様式が凝縮されてます。この先、国際人になる機会に物怖じしない経験を提供したかったので計画しました。「なんだか肩がこる」とは言いながらも、みんな、楽しんでくれました。
この様子!

コースを食べ終わって、デザートを待つところです。
ここまで、ゆうに2時間!
3年前だったら「まだですかぁ」と文句タラタラ言い続けるか、飛び出すかって、生徒たちだったのに、こんなに落ち着いて2時間!
しかも、写真のように、歓談!が続いていたんです!
そうそう、大人の食事会は歓談が大切なんだよ。
(みんなの歓談の内容は、大変にディーテイルな興味関心の対象物についてでしたが

なんだか感動だなぁ。。
大人になりつつあるなぁ。
ちゃんと最後までやり通し、全員、テーブルマナーの学習ができました!
その後、小中学生のアインシュタインクラブに合流して、先輩からの後輩達への励ましの言葉を伝えてくれました。それまた感動だったので、別記事にします。
最後は、小中高校生、入り混じってのマニアックなゲーム大会!
ここでのみんなの自発的スローガンは「年齢に関係なく、人は皆平等!で戦ったり遊んだりする!先輩だろうと後輩だろうと容赦しない。そして、フェアプレイ!」
ここでは、自閉症が多数派なんです。
みんな、信じあえる仲間なのだと、口々に言っていました。
Posted by Tomoko at 06:01│Comments(4)
│自閉症・アスペルガー
この記事へのコメント
ふと気付いた。もしかして、この高校生達このブログ読んでんじゃない?
いいのか? こんなふざけたコメント書いてて?
ちょっと自省。でも自制なし。
だって世の中、もっともっとふざけてるんだも〜ん!
最近のふざけたニュース。
アメリカでこれから開発される戦闘機は、全て無人化されるらしい。
どこかの安全な基地から、超高性能カメラの画像を見ながらの、ピンポイント攻撃…。
TVゲームじゃん。未来のトップガンがビデオゲーマー?
現在、米軍・英軍の未成年の兵士がアフガニスタンに派兵され、戦死している『現実』がなんとも皮肉だ…。
ただ無人戦闘機の開発コンセプトが、『人命尊重』に”ない”事だけは確かだ。
戦争においては、敵国兵士はもちろん、自国兵士の命さえ、軽視している事は明らかだから…。
Posted by ふんがちゅちゅ at 2009年07月24日 07:25
現在でも、米軍戦闘機パイロットが1番緊張する『瞬間』は、敵国上空での任務遂行などではなく、空母での夜間の発着艦”訓練”だという…。
Posted by 憤慨ちゅちゅ at 2009年07月24日 07:37
高校生活で進路決定をする時期の子供達に、自分が「生き方を教えてほしい」と尋ねられたら、自分の経験上では「自分で答えが出せる時がくる」としか言いようがないです。高校当時の自分が、きちんとした進路決定が出来ずに将来設計がしっかり出来ない現実に苦しんでいるからです。
しかし、目標がはっきりとしたものでなくても、とにかく実践的に行動をしながら経験を積むことで自分を支えてくれる存在の人がついてくれるのも自分の経験上のことですから、自分が子供達に言いたいのは進路決定が出来ないからって自分を悲観しない方がいいですよ。
しかし、目標がはっきりとしたものでなくても、とにかく実践的に行動をしながら経験を積むことで自分を支えてくれる存在の人がついてくれるのも自分の経験上のことですから、自分が子供達に言いたいのは進路決定が出来ないからって自分を悲観しない方がいいですよ。
Posted by くろやん at 2009年07月24日 12:46
(高機能自閉症の)若者が、清く正しく美しく”生きれている”かどうかは、『まともな恋愛が出来ている』かどうかで、自己チェックできる…、と思う。
Posted by Time will tell at 2009年07月26日 15:22
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