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2011年06月17日

保護者の気もち

一昨日、今年子育てアドバイザーをしているある保育園のコンサルテーションの日でした。
その保育園では、3人のお母さんに会いました。
あるお母さんは、診断を早く受けたい(=家族に協力を求めたいから)とあれこれと考えておられ、その相談に乗りました。別のお母さんは、保育園から今までも違いをほのめかされていたけど、子どもの特性理解について共通理解が難しいと保育園側が感じていたお母さん。そのお母さんは個別に話してみると、実はいろいろと察知しておられ、ただ、いろんな状況から直視することを先延ばしにしていただけで、今こそこの子と向き合わないといけないとわかると、むしろ、積極的になられました。もう一人お目にかかったお母さんは、「子供を信じているから、障害とは思わない。相談も必要ない」とおっしゃるお母さんでした。

3人のとっても違う向き合い方をなさっているお母様方と続けざまにお話ししてみて、いつも思うことと同じことを感じました。それは、母の子どもの発達の違いに触れた時の反応が違うということが、子どもの発達の違いを認めていない・受け入れていないということではないのだ、ということです。

3人とも、実はよく把握なさっていると直感しました。

子どもの実態の把握 と 自分の心との向き合い自分の心と闘い自分の心を整理するのは、別のことなのです。そのプロセスの進み方や反応や行動が違い、そのどの段階にあるかで、外からは反応が違う、という見え方になってしまう。

どのような状況や反応であっても、親の気持ちは尊いといつも思わされるのです。



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Posted by Tomoko at 06:30│Comments(0)お仕事日誌
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